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序章
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这个系列很大我只是放了12张朗读碟,还有4张DRAMA和续没有放,过几天会放出来,先让我喘口气=。=,翻译先3张有,后面没有收,网上搜下都有的
原作:竹内葵
日常で起こる些細で不可思議な出来事────それが人間の思考、行動に影響を与えていく
過程と結末を、「ふしぎ工房」を媒介にして主人公の視点で追って行く。
ふしぎ工房症候群 Episode.1「君はダレ?」 語り:諏訪部順一
54.9M 128K BK有
发行时间:2005.6.24
内容:
1年前に最愛の恋人を亡くした主人公。
仕事も辞め、その日暮らしをしていた彼の拠り所は、
恋人とともに過ごしたアパート。
そんな時、『ふしぎ工房』っていうお店に辿り着いた。
そこにはお爺さんがいて、何でも注文を聞いてくれると言う。
主人公が注文したのは…最愛の恋人。
どうせ詐欺師だろうと信用していなかった主人公だが、
帰宅したアパートで目にしたものは…最愛の恋人の姿だった。
LIST:
1. prologue
2. 哀しみ
3. ふしぎ工房
4. 謎の老人
5. まさか?
6. 再会
7. 絶望
8. 一夜の夢?
9. ごめん……
10.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.2「女性恐怖症なおします」 語り:鈴村健一
41.1M 128K BK有
发行时间:2005.6.24
内容:
僕には誰にも言えない悩みがある。そう、僕は女性恐怖症なんだ。
生まれてこのかた女性に免疫のない僕は、サークルの自己紹介の席で「女性恐怖症」とい
うありがたくないレッテルを貼られ、灰色の大学生活を送ってきた。
女性恐怖症は日に日に悪化の一途をたどる。改善の見込みもなく、自分の将来に不安を覚
えた僕は、なるべく女性と関わりの少ない職業としてシステムエンジニアの道を選んだ。
就職1年目はそれでも何とか乗り越えられた。ある日、部長から「明日から営業にまわっ
てくれ」との辞令が下るまでは……。
クライアントには女性もいる その夜、僕は生まれて初めてヤケ酒を飲んだ。無理して飲
んだ酒で気分が悪くなり、思わず目にした「ふしぎ工房」と言う店に駆け込んだ。
そこは老人が大机の前にひとりで腰掛けている他には何もない、いかにも怪しげな店だっ
た。
老人の「ご注文は?」という問いに思わず「女性恐怖症を直して下さい!」と口走った。
「承知しました」老人はいとも簡単に答えた。
まずはそのまま喫茶店に行き、女性のエキスパートに会えと言う。女性恐怖症の僕が女性
とふたりっきりで会う? 不安を抱えながら、藁にもすがる思いで喫茶店へと向かった。
そこで僕が出会ったのは……?
LIST:
1. prologue
2. 僕の悩み
3. 社会人1日目
4. 絶望
5. ふしぎ工房
6. エキスパート
7. 映画館
8. カラオケボックス
9. 最悪の夜
11.彼女の注文
12.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.3「ひとりぼっちの誕生日」 語り:櫻井孝宏
43.9M 128K BK有
发行时间:2005.6.24
内容:
大手商社に勤める僕の望みは、同期の誰よりも早く出世して、社会的地位を築き上げること
。そうやってずっと上手くやってきた。これから先もそのつもりだった。
そんなある日、突然彼女から「田舎の両親に会って欲しい」と頼まれる。しかも、今晩だ
と言う。でなければ、見合いをさせられると涙ながらに訴えられた。
今日は大事な契約の日だし、夜はその祝賀会の予定が入っている。
「見合い、すれば?」
彼女を冷たくあしらった後、会社に戻ると何故かみんなの様子がおかしい。部長に呼ばれ
て出向くと、同僚のひとりが僕の変わりに今日の契約に出かける旨を宣告された。
そんなバカな! この契約をとりつける為に僕がどれ程がんばったと思っているんだ。一
体、なにがまずかったんだ?
ショックを隠せない僕は、そのまま会社を飛び出した。
その日は人生の中で最低最悪の一日だった。暇つぶしのパチンコも面白くない。酒を飲ん
でも酔えない。
目的もなく街をさまよい歩く僕の目に、「ふしぎ工房」と書かれた看板が飛び込んできた
。誘われるように中へ入ると、老人がひとり座っているだけの何の変哲もない店だった。
「ここでは幸せを売っている」老人の言葉に、「ばかばかしいにも程がある。じゃあ、こ
のオレを出世させてみろよ」と半ばからかうように注文を出した。
「ふしぎ工房」を出た僕は、立ち寄った小さなバーのカウンターで、自分と同じ誕生日だ
という男に出会う……
LIST:
1. prologue
2. 僕の生き方
3. 彼女の呼び出し
4. 転落
5. 絶望
6. ふしぎ工房
7. 僕に似た奴
8. 面白い話
9. 騙された?
10. 誕生日おめでとう
11. epilogue
ふしぎ工房症候群Episode.4 「一緒に死んでくれますか?」語り:石田彰
66.9M 192K BK有
発売日 2005年8月26日
内容:
人が人を殺すことの意味なんてわからない。
だけど…僕にもひとつだけ理解出来る事件があった。
集団自殺、だ。
ネットで知り合った見知らぬ他人と一緒に死ぬ。世間では理解されるはずのないその行為が
、僕の 心を揺るがす。
なぜなら…僕も自殺志願者だから──
LIST:
1. prologue
2. 理由
3. 仮面
4. ひとりぼっち
5. ふしぎ工房
6. 出会い
7. 星空
8. 決行
9. 両親
10.死ぬな
11.現実?
12.epilogue
ふしぎ工房症候群Episode.5 カネかえせ! 語り:谷山紀章
51M 192K BK有
発売日:2005.08.26
内容:
俺の野望を聞いてくれるかい?俺はね。世界一の大金持ちになりたいんだ。
そのためには、何だってやってやる。もちろん、強盗の類いとかの非合法なやり方はしない
。一応、俺にも常識ってものがあるからね。
借金取りに追われている俺が、とある情報筋により、どんな願いでも叶えてくれるという
「ふしぎ工房」の存在を知った。
そんな夢みたいな話を誰が信じるのかって?まあ、世の中、人間の常識じゃ計りしれない
ことが色々あるってことよ。
「ふしぎ工房」へ辿りついた俺は「どうやって入ってきた」と叱咤する老人を無視して「
大金持ちにしてくれ」と注文書に勝手に書き込んだ。
呆れかえる老人。
「出ていけ!ニ度と来るんじゃないぞ」老人の言葉を背に「ふしぎ工房」を出た俺は、まず
は適当に目についたパチンコ屋に入った。そして.....
俺は注文どおり、大金持ちになった──
しかし…その俺を待ち受けていたのは?
LIST:
1. prologue
2. 自己紹介
3. 俺の野望
4. ふしぎ工房
5. 幸運
6. ブランコ
7. 豪遊
8. 急転
9. 裁判
10.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.6 クリスマスの出来事 語り:三木眞一郎
41.9M 128K BK无
内容:
街道变化成冬天的景象
对了,快到圣诞节了……希望今年的冬天能过一个很棒的平安夜……
工作顺利,后辈也很信赖我,我这个经常出席商谈的领导者,突然感觉到强烈的孤独感。
感觉到了去不知道,在不知不觉中造就了一堵看不见的墙,里外都是异世界的建筑的墙。为了
保护懦弱的自己--
有一天夜里,我走在路上,一个没见过的广告版迎入了我的眼帘。
版子上用毛笔随意的写着“不可思议工作室”。
在好奇心的驱使下我走了进去,发现是一个老人看管的给人奇怪感觉的店。
对老人的话“这里出售幸福”想也没想,“我感到空虚……”的心声就从我口里吐了出来。
我在这里写下了“要个能支持我的女朋友”的希望。
我一出店门,就听到咚的盾盾地一声,路旁倒下了一个年轻的女性。
我喊着“出事了”,慌张的向她跑过去,叫了救护车。
她由于受了刺激,暂时失去了记忆……
LIST:
1. prologue
2. 天使の羽
3. 孤独感
4. 見えない壁
5. ふしぎ工房
6. 出会い
7. 変化
8. 人生最高の日…?
9. 彼女からのメール
10.クリスマスイヴ
11.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.7 妹の遺言 語り:岸尾大輔
102M 224K BK有
発売日:2005.11.18
物語
僕が小学校6年生で妹が5歳の時、両親が離婚した。
母親は僕たちを育てる為に必死に働き、ある日、過労で倒れそのまま帰らぬ人となった。
僕たちは遠い親戚に預けられたが、満足に食事も与えてもらえず、中学を卒業するまでの
辛抱と自分に言い聞かせ、妹と二人、肩を寄せあい耐え忍ぶ毎日を送っていた。
ある日、妹が作った不格好なおにぎりを食べている僕をあざ笑った不良連中を前に、それ
までたまっていた不満が一気に爆発した。気づいたら目の前で不良どもが倒れていた。
それからの僕は人が変わったように暴力で人を支配することを覚え、いつしか不良連中の
リーダーとなっていた。盗んだ金で妹に好きな物を買ってやった。ただ妹の喜ぶ無邪気な顔
を見たいがために……
ある晩、警察に追われて家に逃げ帰った僕を、ひたすら門の前で待ち続けている妹がいた
。
妹をひとりぼっちにさせていることにようやく気づいた僕は、そのまま二人して家を出て
、あてもなく夜の街をさまよい歩いた。
もう行き場所がない……妹をおぶさり、夜の川へ飛び込んだ。「苦しい!」妹のひとこと
で僕はようやく自分の過ちに気づく。妹の体温が急激に下がっている。
ずぶ濡れの妹を抱きかかえ、夜の街をやみくもに走った。僕は「ふしぎ工房」と書かれた
看板の家に飛び込んで叫んだ。
「お願いです。妹を助けて下さい!!」
それからの僕たちは、「ふしぎ工房」の老人のすすめで出会った老夫婦に世話になること
になり、一度は幸せが訪れたように見えたが……
ある日突然、妹が倒れ、白血病で余命半年と宣告された──
LIST:
1. prologue
2. 遊園地
3. 親戚
4. おにぎり
5. 非行
6. 家出
7. 衝動
8. ふしぎ工房
9. 新しい家族
10.宣告
11.闘病生活
12.ありがとう
13.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.8 オルゴール 語り:福山潤
62.8M 192K BK无
2006/2/17
内容:
オルゴールの音が流れる。ひとつひとつの音がゆっくりと僕の中に入ってきて、痛んだ心を
優しく包んでくれる。大切な思い出……もうあれから何年経つのだろうか?
当時、小学校五年生だった僕は夏休みに母の実家に遊びに行った。山々に囲まれ、空気
の澄んだ田舎町。僕はそこで一ヶ月を過ごした。 ⑺??颪?
その時、少女に出会った。僕と同じ年でこの町に引っ越してきたばかりだという。それ
からは少女と過ごす時間が、僕の貴重なひと時となった。
──ひと夏の淡い恋。夏休みが終わる頃、少女は宝物のオルゴールを僕に手渡し町を去
っていった。
それから十年近く時が流れる。バイクを運転中だった僕は転倒し、以来、後遺症で両足
が動かなくなった。リハビリをすれば動くと励まされ、懸命に努力したが、その成果は少し
もあらわれなかった。車椅子の生活と足の動かない恐怖感から、いつしか僕は希望を失い、
家に閉じこもるようになった。
「どうせ僕なんか……」
大学も辞め、すっかり自暴自棄になった僕は、思い出に浸ることに喜びを見い出すよう
になった。 ,
そしてある日、引き出しの奥に、大事にしまってもう忘れかけていたオルゴールを見つ
けた。僕の思いは、少女と出会ったあの夏に行き着いた──
一度母の郷里を訪ねてみようと思い立った。久しぶりに訪れたあの“場所”で、僕が出
会ったのは……!
1. prologue
2. 出会
3. 事故
4. 後悔
5. 決意
6. 思い出の場所
7. ふしぎ工房
8. 悔しさ 掰
9. 少女
10.確信
11.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.9 卒業 語り:绿川光
62.1M 192K BK无
発売日:2006.02.17
内容:
──久しぶり。もうだいぶ会ってないけど、元気にしてる?
親友からの手紙。その返事をポストに投函して、空を見上げた。ふと飛行機雲の向こうに
、彼の顔と懐かしい郷里の風景が浮かんだ。
彼と出会ったのは、小学校五年生の時。転入生として紹介された彼は、重度の小児麻痺で
、しかも生まれながらに心臓に疾患を持つというハンデを背負っていた。クラス委員長の僕
は、一人ぼっちになっている彼に声をかけ、クラス全員に仲良くしようと呼びかけた。小、
中、高と同じ学校に通い、僕達はお互いに支え合う存在になった。しかしその反面、彼の精
一杯生きる姿と強い心が、僕にとって大きなプレッシャーとなっていった。
──そして、卒業。それは僕達の別れを意味していた。僕達はある『記念品』を交換した
。僕は進学のため、数日後に町を出た。
僕は都会で、すぐにも自分の無力を思い知らされた。学業でも、スポーツでも、そして生
活でも……ここでは自分の力とちっぽけな自尊心がまるで通用しない。そのうち学校に行く
のがおっくうになり、親には嘘をつき、アルバイトをしながら適当に生活していた。自分の
挫折を認め、さらけ出す勇気がなかった。彼にさえ本音を語らなかった。
ある日、母親から思いも寄らぬ電話がきた。彼が危篤状態だというのだ。僕はアパートを
飛び出した。駅に着いて、急いでタクシーに乗り込む。しかし僕が会うことのできたのは、
もう冷たくなった彼の亡骸だった。
僕は自分の殻に閉じこもったまま、親友を失った──
LIST:
1. prologue
2. 親友からの手紙
3. 転入生
4. 事件
5. 別れ
6. 無力
7. 懐かしい声
8. 後悔の念
9. 彼の死
10.ふしぎ工房
11.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.10 最後の願い 語り:森久保祥太郎
82.7M 192K BK有
発売日 :2006/5/26
内容:
生活していくことの疲労感、子供の頃に見た光景への回顧、揺れ動く将来に対する希望と展
望、募る孤独と不安、そして恋愛感情……様々な思いを抱えて生きている人間が、ある日、
偶然、街角で「ふしぎ工房」という看板のワークショップに出くわす。いつもの通い慣れた
道に、突然出現したかに見える「ふしぎ工房」。こんな工房なんてあったっけ…? 主人公
はついふらふらと「ふしぎ工房」に足を踏み入れ、ここから物語りは静かにゆっくりと進行
していく。
LIST:
1. prologue
2. ロクデナシ
3. 自殺未遂
4. 偶然
5. 現実
6. いい人
7. ふしぎ工房
8. 危険なやつ
9. 真実
10.決心
11.走馬灯
12.epilogue
ふしぎ工房症候群 Episode.11 闇 語り:森田成一
65.3M 192K BK有
発売日:2006.05.26
内容:
素行が悪く問題を起こして高校を退学になった俺は、居場所を求めて都会に出た。しかし
、そこには非情なまでの厳しい現実が待っていた。学歴もなく保証人もいない俺はろくな職
にありつけず、肉体労働の日々を送るのが精一杯だった。
酒に溺れ、その日暮らしの生活に疲れ切っていた俺は、ある日、街でホストクラブにスカ
ウトされる。今までに見たことのない華やかな世界──俺の人生観が変わった。
下積みはしなければならないものの、俺はここでのし上がっていくことを決意する。努力
次第でいくらでも金が手に入る。月一千万という信じられない額を稼ぐNO.1に憧れ、テ
クニックを盗み、失敗を繰り返しながら、猛烈に勉強した。そして、世の中、感のいいやつ
だけが生き残れる、ということを学ぶ。冷静さ、洞察力、計画性を磨き、客相手に疑似恋愛
を演出する。それが最大の武器となった。
そして二年も経たった頃、俺はついにNO.1の座を獲得する。
ところが、有頂天になった俺は、いつしか薬物に手を出し、禁断症状に苦しむようになる
。悪夢にうなされる日々。成績も下降の一途をたどる。
もう俺に未来はないのかもしれない。しかし、他に行く場所がない……無気力な毎日を過
ごす俺の前に、ある日、ごくありふれた“普通の女”が現れる。客として店に来た女だった
が、ふいに映画を観に行こうと誘われる。
最初はくだらないと思ったものの、お茶、映画、食事と普通のデートをするうちに、それ
に新鮮さを感じている自分に気付く。
しかし、デートの帰り道、突然また禁断症状が俺を襲った──
LIST:
1. prologue
2. 悪夢
3. 非情な現実
4. 華やかな世界
5. 疑似恋愛
6. 夢の終わり
7. 普通のデート
8. ふしぎ工房
9. 売人?
10.俺の居場所
11.epilogue
ふしぎ工房症候群 EPISODE.12 ありがとう 語り:高橋広樹
192K 77.3M 有BK
発売日:2006.05.26
内容:
僕の未来は夢と希望に満ちているはずだった。大学を卒業し、念願叶って公立高校の教師に
なった僕は、わずか数年の後に挫折する──
ある年の春、中学校から札付きのワルがかなりの数、入学して来て学校が荒れ始めた。全
体からすれば一部とはいえ、その影響はあっという間に他の生徒にも広がった。トイレや屋
上での喫煙が日常化、校内での盗難、暴力が激しさを増し、何度も警察が出動する状況にな
った。生徒を止めようとした僕も暴行を受け、自分の無力さを徹底的に思い知ることになる
。
そんな時、腐ったみかんは取り除け──という校長の強硬策が学校の指導体制を大幅に変
える。校則という学内の法律を遵守させ、付いてこれない生徒を自主退学に追い込み、排除
していく。これが功を奏し、学内が“浄化”され始めた。何の方策も持たない僕は、我が身
を守るため、学校の方針に従った。
しかし、退学することが決まったある生徒たちの言葉が、僕の曖昧な心をえぐった。
あんたらは所詮他人だから、俺たちを平気で切り捨てる。あんたら大人が望む通り、オチ
コボレはオチコボレらしく生きてやる、と。そして、本当は学校をやめたくなかった──と
言い残して出て行く生徒たちを引き止めることさえ出来ず、僕はただ茫然とした。
その夜、飲みつけない酒に酔った僕は、暴力団風の男に叩きのめされる。降りしきる雨の
中、自分の惨めさに思わず声を出して笑った。
自分のちっぽけな立場を守るために、何人の生徒を犠牲にしてきたのか。未来ある若者を
育てるのが職務のくせに、何人の生徒の未来を奪ってきたのか。一部の生徒を切り捨てるこ
とは、全員の希望を奪うだけだ──
我が身の愚かさに絶望した僕は、教師をやめる決意をする……
LIST:
1. prologue
2. 夢と希望
3. 初めての挫折
4. 腐ったみかん
5. 心の叫び
6. 資格がない…
7. ふしぎ工房
8. 見捨てるの?
9. 必死
10.押し付けだけのルール
11.本当の卒業式
12.epilogue
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